人工芝の張り方 私が作業した内容を公開します。
仕上がりはこんな感じです。
手順
地盤を整える
- 石、雑草は残さない
- 地面は平らに
- 踏み固める
防草シートを張る
- ・面をキレイに
- ・隙間無く
- ・継ぎ目に気をつける
- ・障害物に注意
人工芝を張る
- ・芝の向きを見よう
- ・ピンを刺す時に注意
- ・障害物に注意
地面を整える→防草シートを張る→人工芝を張る。流れはこんな感じ。
手順と注意するポイントを説明していきます。
地盤を整える。
人工芝を張る上で1番重要なのがこの工程です。地面をいかに平らにし、小石などの障害物を無くすかが、人工芝をキレイに仕上げるコツです。
ポイント1
小石や石、雑草をとる。少し土を掘ってみないと石って出てきません。トンボみたいな道具を使うと便利です。
※掘るといってますが地面を平らにするのが目的なので5㎝くらいでOKです。下の写真(工具)で土をかく程度です。
工具例
土も掘れるし、石も出てくる。雑草も根っこから取れます。更に反対側で平らに馴らす事も出来るので楽です。
ポイント2
地面をなるべく平らにします。DIYですので見た感じでOKです。わざわざ水平図ることありません。
上記にあげた工具で事足ります。もう少し大きいと重いので注意。めちゃくちゃ疲れます。
全く平らだと雨水など流れて行かないので、水を流したい方向を気持ち低くするのが良いです。
ポイント3
踏み固める。点圧機みたいなのがあるとベスト。そんなの業者じゃないし、あるわけありません。
私は平らな板(1m×1mくらい)を置いて、その上に乗る、子供たちに跳ねさせる、踏ませなどして踏み固めました。
端の方は上記の工具の頭部分で叩いてました。
防草シートを貼る
ここまで来ると後は細かい作業です。体力勝負は終わりました。お疲れ様です!
防草シートは雑草が生えて来ない様に光を遮断する意味があります。
人工芝は水抜きの穴が開いている為そこから光が入り、雑草が生えてきます。
とにかく丁寧にやる事を意識してください。
ポイント1、2
面をキレイに、隙間無く。
防草シートはどの向きに張ろうがあまり変わらないのでOK。ですが、なるべく芝と同じ方向に張るとUピンを刺す(シートを止めるピン)方向が一定になるので、シートが寄れにくくなります。
シートがよれると、隙間ができて、光が入ります。そうすると雑草が隙間から生えてきます。
なるべく壁側からシートを敷きましょう。
角や端からUピンを刺してズレないようにし、シートがしわくちゃにならない様に1m間隔くらいでUを刺して固定します。
ポイント3、4
継ぎ目に気をつける。障害物に注意。
防草シートは1枚で事足りる。訳ありません。隣合わせにシートを敷くときは5から10cmくらい被せましょう。
被せないとUピン刺した時に隙間ができます。被せないと光が入ります。光が入ると…わかりますよね。
障害物は、例えば下の写真の様に倉庫の基礎部分。
この写真では上に向かって人工芝を張ってますが、防草シートでも同じ事です。
カッターで少しずつ切れ目を入れるのがポイント。切っては当ててと、慎重に。手を切らない様に気をつけて下さい。
人工芝を張る
ポイント1
芝の向きを見ましょう。人工芝はロールで来るので片側に寝ちゃってます。ここで同じ向きに張っとかないと寝ぐせみたいになってカッコ悪いです。
ポイント2
ピン刺す時に注意。
下の写真の様にピンで芝を押しつぶさない様にしないと異様にその部分だけ凹みますので気をつけましょう。
指までたたく確率高いです。ゆっくりやって気をつけてください。ゴムハンマーでやるといいです。
ポイント3
障害物に注意。
さて、いよいよ大詰めです。
芝を並べて張る時は防草シートとは違い、重ねてないで、ピッタリくっつける感じで後はUピンで2つを股いで張る。(ポイント2を意識して)そうするとキレイに張れます。
障害物は、防草シートの時と同じく、カッターで少しずつ切れ目を入れて、当てての繰り返しで完成です。
最後に、ホウキやデッキブラシで芝を立てて上げるとキレイに見えます。
芝が浮いてる場所など気になる所はUピンを刺して微調整しましょう。
以上で私の人工芝張りは終了です。
お疲れさまでした。
最後に
何よりも、地盤をしっかり整える事が重要です。全てはここで決まると言っても過言では無いと私は思います。
皆様も頑張って下さい!
何かわからない事、聞きたい事があればお気軽にコメント下さい。また、宮城県なら私が施工できますので相談してください!
ご覧頂きありがとうございました(^^)
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